
もし、洗濯した後にTシャツのプリント部分にひびが入るようであれば、その原因はおそらくインクの硬化が不十分であることです。十分なUVエネルギーが与えられていないため、インク層が完全に化学結合していないのです。布地が曲がると、そのインク層が破れてしまいます。ほとんどの場合、根本的な原因はランプの温度変動です。水銀ランプが過度に熱くなると、スペクトルの出力が変わり、硬化面での最大放射照度が低下します。
実際に重要なのは何か 高圧水銀蒸気ランプは、接続部の温度に非常に敏感です。適切に冷却しなければ、アーク管が過熱し、出力曲線が乱れ、光開始剤の効果も低下します。私たちはUVランプ用の冷却ファンシステムを使用して、安定した温度環境を保っています。これにより、一定のスペクトル出力や予測可能な硬化エネルギー密度(mJ/cm²)が得られ、毎回同じような最高放射照度が得られます。また、温度を安定させることで、ランプの寿命が延び、反射器の性能も維持されます。
なぜこれが衣類印刷において重要なのか 特に、耐洗濯性を高めるために厚みのあるインクを使用する場合、十分な硬化には安定したUV強度が不可欠です。安定した冷却により、ランプの温度が適切に保たれ、365nm/385nmの出力が長時間にわたって安定します。その結果、硬化が不十分で不良品になることが減り、耐洗濯性も向上し、何度繰り返しても接着力が維持されます。また、繰り返しの起動によるエネルギーの無駄遣いも避けられ、ランプの交換頻度も減り、全体のコストも下がります。
設置時に注意すべき点 冷却装置は、ランプの出力、ランプの長さ、配管の制約に合わせて選ばなければなりません。十分な空気の流れが必要ですが、ランプが揺れたり、アークが不安定になったりしない程度が理想的です。また、周囲の騒音も少し出るため、ランプの周辺の隙間も確認しておく必要があります。最良のパフォーマンスを得るためには、冷却装置と一緒に清潔な反射器を使用し、基材上の放射照度が安定しているかを確認するための計測機器を用意することが大切です。